《秦王》
寡人悟到了!
(余は悟ったぞ!)
残劍的這幅字
(この残剣の字には)
根本就不含劍法招式
(始めから剣法の技など含まれてはいなぃのだ)
写的是劍法的最高境界
(書かれているのは剣法の最高境地だ)
劍法 其第一層境界
(剣法、その最初の境地は)
講求人劍合一
(剣と人とが一つになることだ)
劍就是人 人就是劍
(剣は人であり、人は剣である)
手中寸草 也是利器
(手の中のわずかな草も武器となるのだ)
其第二層境界
(その第二の境地は)
講求手中无劍
(手に剣を持たないことだ)
劍在心中
(剣は心の中にある)
雖赤手空拳 卻能以劍气
(武器を持たなくても、氣を使って)
殺敵于百歩之外
(遠く離れた敵を倒すことができる)
而劍法的最高境地
(だが剣法の最高境地とは)
則是手中无劍
(手に剣を持たず)
心中也无劍
(心にも剣を持たない)
是以大胸懐包容一切
(大きな心で全てを包み込み)
那便是不殺 便是和平
(殺さず、平和を求めることだ)
《无名》
大王,這一劍臣必須刺
(陛下、この剣で私はあなたを刺さなければならないのです)
刺了這一劍 很多人都会死
(しかし、刺せばまた多くの人々が死ぬことになるでしょう)
而大王会活着死去的人
(陛下が生きていれば、多くの人を救うこともできるのです)
請大王記住
(陛下、どうか覚えていてください)
那最高的境界
(いまおっしゃったその最高境地を)
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